安城更生病院

【支援機能のご紹介】慢性腎臓病のチームケア

安城更生病院のCARE

2020.01.08103 views

家に帰ってからも続けられる薬物療法をめざします。

薬剤師 森 巧一

慢性腎臓病の治療においては、降圧薬などの薬を、長期間(場合によっては一生涯)正しく服用し続けることが大切です。私たち薬剤師は、患者さんが入院中だけでなく自宅でもきちんと薬を飲み続けられるよう、支援を行っています。そのなかでも特に重視するのは次の2つです。まずは、薬の説明。自身で正しく服薬を管理するには、その薬を飲む理由を正確に理解することが大切です。私たちは、薬の必要性や効果をできるだけわかりやすく説明し、服薬の動機づけを行います。2つ目は、用法等の改善。服薬が重荷になると、継続は難しくなります。そのため、複数の薬を一包化したり、服用時間を揃えたりすることで、負担の少ない薬物療法をめざします。

一人ひとりに合った栄養指導を行います。

管理栄養士 増田明啓

塩分制限などの食事療法は慢性腎臓病をコントロールする上で必要不可欠なものです。しかし、急な食生活の見直しは簡単ではありませんし、患者さんによって状態や生活環境もさまざまです。そのため私たち管理栄養士は、医師や看護師などと常に情報交換しつつ、患者さんとじっくり話し合いながら、一人ひとりに合った無理のない食事療法をめざしています。例えば、外食中心の方であれば、汁物などを控えることやお惣菜の活用を提案しますし、既婚男性については奥様にレシピをお渡しすることもあります。また、栄養状態の悪い高齢患者さんに対しては、まずはエネルギーを摂取するよう促すなど、個々の患者さんに最適な栄養指導を心がけています。

継続的なケアをコーディネートします。

看護師 平岩加苗

透析に代表されるように、慢性腎臓病の治療では、患者さんの人生に大きな変化が求められますし、厳しい自己管理も必要になります。そのため、私たち医療職もただ治療すれば良いというものではなく、継続的に患者さんの身体や精神の状態を確認し、ケアしていくことが大切です。そして看護師は、そのコーディネーターとしての役割を担う職種です。私たちは、病棟や外来で、常に患者さんの状態を観察し、希望や悩みなどにも耳を傾けます。そして、その情報に基づいて適切な看護を提供するとともに、必要な場合には医師・薬剤師・管理栄養士といった専門職に繋ぎ、多職種が一体となって患者さんを支え続けられるよう調整を行っています。

 

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    安城更生病院は、人口112万人を擁する西三河南部西医療圏の地域中核病院としての使命、ならびに「健幸先進都市」(健康と幸福の地域づくり)を掲げて発展を続ける人口18万5千人の安城市における市民病院的役割を担っています。医療の質の向上と安全の確保とを至上命題として、全ての職員が地域医療を守る気概と誇りを持ち、当院のあるべき最適な姿を目指して前進していきます。

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