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病院・クリニックからのトピックス
みよし市民病院

【地域医療を知ろう】訪問リハビリテーション

地域医療を知ろう

2021年11月11日|159 VIEW

自宅でリハビリテーションを続け自立した日常生活をめざします。

高齢社会の進展に伴い、医療・介護の場所は病院から在宅へと移りつつあります。そうしたなかで需要が高まっているのが、訪問リハビリテーション。理学療法士や作業療法士、言語聴覚士が利用者の自宅を訪問し、心身機能の維持・回復などを目的にしたリハビリテーションを行うサービスです。その目的は、定期的なリハビリテーションを続けることにより、住み慣れたわが家でできる限り自立した日常生活を続けられるように支援するとともに、介護する家族の相談に応え、安心の療養生活を支えることです。
訪問リハビリテーションの対象者は、病院やリハビリテーション施設への通院が困難かつ要介護認定を受けた人で、「筋力が衰え、歩くことに不安がある」「手の動きが悪くなってきた」「言葉がはっきり出せない」などの理由から、主治医が訪問リハビリテーションの必要性を認めた人が対象となります。

 

 

みよし市民病院では

在宅医療課
金田頼夢(理学療法士)
理学療法士をさらに拡充予定。手厚い訪問リハビリテーションを行っています。

当院では、令和元年から本格的に訪問リハビリテーションの取り組みをスタートしました。現在は、在宅医療課の理学療法士2名が専属スタッフとして、みよし市内の利用者さんを中心に自宅を訪問しており、さらに拡充予定です。
たとえば、「外出したい」「デイサービスに行きたい」「食事を作りたい」など、利用者さんの目標はいろいろ。それぞれの思いに寄り添い、1回40〜60分程度のトレーニングを行っています。訪問リハビリテーションの良さは、実際の生活の場で動作を確認し、ご家族の話も聞きながら、動作の改善をめざせるところです。施設では気づけないところまで目配りができ、より的確なアドバイスができると感じています。また、その分、私たちにも幅広い知識が問われますから、常に新しい情報を取り入れるよう努力しています。加えて、当院では、訪問看護や医師の往診、ケアマネジャー、福祉用具専門相談員等とも連携し手厚いサポートを実現しています。「自宅でリハビリを受けたいけれど、どうすればいいかわからない」という方もいらっしゃると思います。訪問リハビリに興味があれば、まずはお気軽に、ケアマネジャーさんや当院にご相談ください。

 

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