【私たちが支えます】褥瘡ケア
ヨナハのCARE:在宅部門紹介
褥瘡ケアに関する専門知識を深めながら、患者さんを手厚く看護しています。
【01】褥瘡対策委員が中心になり褥瘡予防に努めています。
患者さんの褥瘡にいち早く気づき、対策を立てられるように、一般病棟、回復期リハビリテーション病床、療養病棟、そして透析室の各部署に、褥瘡対策委員(看護師)を配置。皮膚科・増地医師の指示のもと、各委員が中心となり、患者さんの褥瘡ケアに取り組んでいます。
ケアの基本は、皮膚の観察です。褥瘡の兆しがないか、皮膚が乾燥していないかよく観察します。乾燥すると傷ができやすいので、保湿剤の塗布にも力を入れています。
【02】勉強会に力を注ぎ、知識と技術を習得中。
褥瘡対策委員会では、院内全体の褥瘡ケアの質を高めるために、勉強会にも力を注いでいます。たとえば、「褥瘡予防のためのポジショニング」をテーマに、患者さんが安定した体位を得るにはどんなクッションや枕が適切か、どのように体位変換をするかなどを、看護師みんなで学んでいます。
また、皮膚科専門医である増地医師から新しい薬や医療材料について指導を受けることも多く、常に新しい知識を吸収しながら、褥瘡ケアの向上に取り組んでいます。
スタッフからのメッセージ
在宅療養中の褥瘡についてもお気軽にご相談ください。
病院では患者さんに対して複数人のスタッフが対応するため、皮膚観察、体位変換などをこまめに行うことができます。でも、退院してご自宅に帰ると、なかなかそうはいきません。高齢の一人暮らし、ご夫婦二人暮らしなどでは、なおさら難しくなります。そのために褥瘡もできやすくなり、ご家族のなかには「介護が行き届かなかったので、褥瘡ができてしまった」と落ち込む方もいらっしゃいます。
でも褥瘡は、そばで介護する人が原因とは限りません。療養中の褥瘡の悩みは一人で抱え込まず、病棟や外来の看護師にお気軽にご相談ください。患者さんの褥瘡が早く治り、安楽に過ごせるよう、私たちが精一杯支援させていただきます。
伊藤有香
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