毎日発信 今朝のLINKED通信
今の疾病に関する気になる情報を毎日発信しています。
今の季節だから流行る病気や対策など、いち早く知って予防しましょう。
日中のパフォーマンスの低下や事故の要因にも
10秒以上呼吸が止まった状態を医学的に無呼吸としていますが、7時間の睡眠で無呼吸が30回以上、もしくは1時間あたり5回以上あれば、睡眠時無呼吸とされます。
代表的な症状は、いびきや睡眠時の無呼吸、日中の強い眠気などです。
SASは、夜間に呼吸が繰り返し停止することで深い眠りを妨げるため、日中の強い眠気や疲労感を生じ、日常生活に支障をきたす可能性があります。
仕事においては、集中力の低下や生産性の減少が顕著になり、ミスの増加や居眠りを引き起こすことがあります。
このような状況は、交通事故や職場での災害といった深刻な結果を招くリスクを高めるため、注意が必要です。
顔や首まわりの特徴が影響する
SASは体重に関わらず、次のような顔や首まわりの形態的特徴をもつ方がなりやすい病気と言われています。
【SASになりやすい人】
●首が短い
●首が太い、まわりに脂肪がついている
●下顎が小さい、小顔
●下顎が後方に引っ込んでいる
●歯並びが悪い
●舌や舌の付け根が大きい
また、男性は首まわりに脂肪がつきやすいため、男性は女性よりも2〜3倍かかりやすい病気です。
特に40代以上では、加齢とともに体型の変化や筋力の低下、ストレスなどが影響しやすいため増加傾向です。
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日中のパフォーマンスにも影響する睡眠時無呼吸症候群。早めに気づくことで適切な対処を受けることができます。
次回は具体的な症状や予防法などを解説します。
※参考サイト
■睡眠時無呼吸なおそう.com「睡眠時無呼吸症候群(SAS)とは」
■PHILIPS「経済損失3.4兆円⁉ 仕事と人生に重大リスクの睡眠時無呼吸症候群とは?」
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