毎日発信 今朝のLINKED通信
今の疾病に関する気になる情報を毎日発信しています。
今の季節だから流行る病気や対策など、いち早く知って予防しましょう。
高齢者
そもそも高齢者は持病を抱える人が多く、たとえ持病がなくても免疫力が低下しているため、肺炎や気管支炎といった合併症のリスクが高まります。そういった合併症は、時に重症化すると心不全を起こすことも。
子ども
小児や未成年の子どもにとって、インフルエンザは、時には予期せぬ異常行動による転落等を引き起こすことがあり、安全な療養環境の確保が必要です。
治療後の最初の48時間は特に、保護者の目の届くところで過ごすことが大切です。突然の行動による事故を防ぐため、家の中でも予防策を講じることが勧められています。
高層住宅においては、玄関や窓の鍵をしっかりとかけること、そしてできれば格子のある窓やベランダがない部屋で療養させることが望ましいでしょう。
一戸建てに暮らす家庭では、これに加えて患者をできるだけ1階に寝かせるという配慮も重要です。
妊娠中の方
妊娠中はホルモンの作用で免疫力が低下しているため、症状が重くなりがちです。
お腹の赤ちゃんへの影響はほとんどないと報告されていますが、治療せずに放っておくと症状が重くなり、肺炎を併発したり、早産を引き起こしたりする可能性があるので、早めに受診しましょう。
予防が何よりも重要
特に外出後や食事の前には手洗いやうがいを欠かさないようにし、外出時にはマスクを着用したり、人混みをなるべく避けるようにしましょう。定期的に窓を開けて換気することも重要です。
また、インフルエンザワクチンは重症化を予防することができるため、ワクチン接種も有効です。
ただし、接種後2〜3週間程度で免疫ができ、効果は4〜5ヶ月程度は持続するため、少しでも早めに接種した方がよいでしょう。
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インフルエンザの影響は誰にとっても軽視できないものですが、高齢者、小児や未成年、そして妊娠中の方々には特に注意が必要です。
予防策を日常生活に組み込むとともに、症状があらわれたら速やかにかかりつけ医を受診しましょう。
※参考サイト
■愛知県「インフルエンザ警報を発令します!」
■岐阜県「季節性インフルエンザ警報の発表(2023/2024シーズン)」
■高齢者感染症ナビ「 知っておきたい!高齢者の感染症」
■ 育児と乳歯の情報サイト『ママ、あのね。』「 【産科医監修】妊婦さんが気をつけたい感染症「インフルエンザ」」
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