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今朝のちょっと深読み/アビガンって、どんな薬?
「アビガンで、新型コロナウイルス感染症の症状が改善した」。そんなニュースをよく耳にします。
アビガン(ファビピラビル)は富士フイルム富山化学(株)が開発した、インフルエンザの薬。インフルエンザウイルスの遺伝子複製酵素であるRNAポリメラーゼを阻害することで、ウイルスの増殖を抑制します。新型コロナウイルスもインフルエンザと同じRNAウイルスであることから、治療効果が期待され、目下、増産体制に入っています。
アビガンは、新型コロナウイルス感染症の薬としてはまだ承認されていません。そのため、使用するには、厚生労働科学研究班に参加する必要があり、厚生労働省はその参加を医療機関に呼びかけています。4月26日時点で、参加している機関は1100カ所、投与患者数は2194人に及ぶそうです。
ハイリスク患者への早期投与を医師会が要望。
アビガンの早期投与を、日本医師会も訴えています。というのも、新型コロナウイルス感染症は、急速に症状が進行し重症化することがあります。
とくに重症になりやすい高齢者をはじめ、高血圧などの循環器疾患、糖尿病、喘息やCOPD(慢性閉塞性肺疾患)などの呼吸器疾患、がん、各種免疫不全などの基礎疾患を持つ人を対象に、アビガンを早期投与することで、重症化を防ぐ効果が期待されるからです。
日本医師会は、「投与禁忌、副作用、基礎疾患治療のため服薬中の他剤との相互作用などに十分に注意することを前提とし、備蓄されているアビガンを活用し、ハイリスク者に対する投与を推進していただきたい」と政府与党に要望しています。
(注)アビガンは動物実験で催奇形性が確認されているため、妊婦や妊娠している可能性がある人には使うことができません。
詳しくは、日本医師会プレスリリース(令和2年4月27日)へ。
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今朝の1枚
『今日のランチのデザートは水抜きヨーグルトにナッツ&レーズンを乗せて、チェリー・マルニェを垂らしたもの+いただき物のレーズンパン(自分で買うことはない)を薄切りにしてさらに家人と半ぶっこ、僕はそれにバター風味のオイルを染み込ませてオーブンでトースト(スペインのパン・トスターダがお手本だが、ほぼ揚げパン)、皿のチェリー・マルニェも滲みて美味、、、「映えしない」デザートだけどね』
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