地域の状況に応じた感染対策を進める。
今一度、正しい情報を確認しよう。
新型コロナウイルス感染症の広がりは、地域ごとにかなり異なります。そのため、地域ごとに適した感染対策を柔軟に進めていくことが必要です。
新型コロナウイルスの感染症対策専門家会議は、「感染拡大警戒地域」「感染確認地域」「感染未確認地域」の三つに区分し、対処する方針を打ち出しています。
※出典: 新型コロナウイルス感染症対策専門家会議「新型コロナウイルス感染症対策の状況分析・提言」(2020年4月1日)
「感染拡大警戒地域」では、もっとも強い行動変容を。
感染拡大警戒地域は、直近1週間の新規感染者数や感染経路のわからない感染者数が、その1週間前と比較して大幅に増加している地域です。オーバーシュート(爆発的患者急増)と呼べるほどの状況には至っていませんが、近い将来、医療提供体制が危機的状況に陥る恐れがあります。
緊急事態宣言が出された7都道府県を中心としたエリアが、この区分に相当すると思われます。
<対策のポイント>
●密閉・密集・密接という3つの「密」を徹底的に避ける。
●期間を明確にした外出自粛要請。
●10名以上の集会・イベントへの参加を控える。
●家族以外の多人数での会食などを行わない。
「感染確認地域」では、感染拡大のリスクの低い活動を。
「感染確認地域」は、直近1週間の新規感染者数や感染経路のわからない感染者数が、その1週間前と比較して、一定程度の増加幅に収まっている地域です。
<対策のポイント>
●密閉・密集・密接という3つの「密」を徹底的に避ける。
●感染拡大のリスクの低い活動は実施する。
●屋内で50名以上の集会・イベントへの参加を控える。
「感染未確認地域」でも、3つの「密」を徹底的に避ける。
「感染未確認地域」は、直近1週間において、感染者が確認されていない地域です。
<対策のポイント>
●密閉・密集・密接という3つの「密」を徹底的に避ける。
●スポーツやスポーツ観戦、文化・芸術施設の利用、イベントなどについては、適切な感染症対策を講じた上で、感染拡大のリスクの低い活動を行う。
画像提供:PIXTA
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