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新型コロナウイルス対策特集
中日新聞LINKED〈発〉

私たちの行動を、変えよう。

今一度、正しい情報を確認しよう。

2020年4月1日|190 VIEW

感染のまん延を防ぐには、私たちが理性を持って行動することが大切です。私たちにできる予防策を改めて確認しましょう。

※出典:一般社団法人日本環境感染学会「医療機関における新型コロナウイルス感染症への対応ガイド(第2版)」(2020年3月2日)、新型コロナウイルス感染症対策専門家会議「新型コロナウイルス感染症対策の状況分析・提言」(2020年3月19日)ほか

「顔」と「手」からの感染を徹底的に予防する。

新型コロナウイルスの主な感染経路は、「飛沫」と「接触」です。飛沫を避けるために、人との距離を1〜2m空けるように心がけ、しっかりマスクをつけましょう。また、ウイルスのついた手で目や鼻、口などを触ると、粘膜・結膜を通して感染します。こまめに石鹸を用いて手を洗い、アルコール消毒もしましょう。なお、手洗いには正しい方法があります。下のイラストを参考に、正しい手洗いを実践しましょう。

画像提供:PIXTA

 

「3つの条件が同時に重なる場(3つの密)」を避ける。

※出典:首相官邸HPより

新型コロナウイルスと闘うために、私たち一人ひとりが意識して行動することが求められています。厚労省が要請しているのは、「3つの条件が同時に重なる場(3つの密)」を避けること。これまで集団感染が確認された場に共通するのは、換気の悪い密閉空間で、多くの人が密集していて、近距離(互いに手を伸ばしたら届く距離)での会話や発声が行われる、という3つの条件が同時に重なった場です。この条件が重なった場所に行かないようにすること、もっと言えば、人との接触をできるだけ絶つ努力が必要です。

「3つの条件が同時に重なる場」の例

屋形船・スポーツジム・カラオケ・ライブハウス・展示商談会・懇親会・バー・ナイトクラブなど

 

感染リスクを考えて、理性的に行動する。

新型コロナウイルスの分析から、高齢であれば比較的健康であっても感染し、重症化する可能性が高いことがわかっています。それに、持病のある人も重症化しやすい傾向があります。そこで、高齢者や持病のある人は、感染リスクの高い場所(不特定多数の人がいる場所など)へはなるべく外出しないようにしましょう。反対に、一人、二人での散歩などは、感染リスクが低い行動ですから、積極的に楽しんでください。
また、若者世代は、無症状、軽症で済むことが多いため、本人が気づかずに感染を広める事例が多く見られます。「自分を守る」という意識に加え、「誰かに移さない」という意識を持ち、慎重な行動を心がけてください。

 

 

 

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