中日新聞LINKED〈発〉

新型コロナウイルスを知ろう。

今一度、正しい情報を確認しよう。

2020.04.011,320 views

新型コロナウイルスは、まだよくわからないところがいっぱいあります。
でも、感染症患者が増えるにつれ、少しずつ正体がわかってきました。その内容を、ここでおさらいしましょう。

※出典:一般社団法人日本環境感染学会「医療機関における新型コロナウイルス感染症への対応ガイド(第2版)」(2020年3月2日)

新型コロナウイルス感染症は、どんな病気?

  • 新型コロナウイルス感染症は、呼吸器系の感染を引き起こします。
    上気道炎、気管支炎、肺炎を発症します。
  • 主な症状は、発熱、せき、筋肉痛、倦怠感、呼吸困難など。頭痛、喀痰(かくたん:痰を吐き出すこと)、血痰(けったん:痰に血液が混じること)、下痢などを伴うこともあります。一部の感染者には、呼吸器症状が前面に表れず、下痢や嘔吐などの消化器症状が出ることもあります。
    また、感染者からは、味覚・嗅覚の障害も報告されています。
  • 発症した感染者の約80%が軽症で、自然に治ります。
  • 高齢者や基礎疾患があると、肺炎が重症化しやすくなります。
  • 重症化しやすい基礎疾患は、高血圧などの循環器疾患、糖尿病、喘息やCOPD をはじめとした呼吸器疾患、がん、各種免疫不全、人工透析など。

新型コロナウイルスはどのように感染する?

  • 新型コロナウイルスは、主に感染者のせきやくしゃみなどによる「飛沫」と、ウイルスが付着したものに触れる「接触」を中心に感染します。
  • 感染力は1人の感染者から2〜3人程度に感染させるといわれています。
  • 潜伏期間は、平均約5日間で、最長14日間です。
  • ウイルスの感染は、PCR検査の結果で診断されます。

 

新型コロナウイルス感染症の治療法は?

  • 新型コロナウイルス感染症に対し、有効性が認められた治療薬やワクチンは今のところありません。しかし、その開発が世界中で進められています。
  • 日本では、抗HIV薬(ロピナビル/リトナビル)、抗インフルエンザ薬(アビガン)、エボラ出血熱の治療薬として開発されたレムデシビルなどが治療薬の候補としてあがっています。
  • とくに、抗インフルエンザ薬(アビガン)の承認に期待が集まっています。
  • 治療の基本は、対症療法です。肺炎に対し、必要に応じて輸液や酸素投与、昇圧剤等の全身管理を行います。細菌性肺炎の合併が考えられる場合は、細菌学的検査の実施とともに抗菌薬の投与が必要になります。
  • 重症呼吸不全に陥った症例では、体外式膜型人工肺(ECMO)が用いられる場合があります。

 
 

 

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