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岐阜県総合医療センター

【小児心臓病・先天性心疾患】赤ちゃんの100人に1人に見られる生まれつきの心臓の病気。

コロナ禍でも気をつけるべき病気について:小児心臓病・先天性心疾患

2021年10月29日|955 VIEW

子どもの心臓病の70〜80%は先天性の心疾患で、生まれつきの心臓の異常です。赤ちゃんがお母さんのお腹の中にいるときに発見されることもあります。

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先天性心疾患とは?

先天性心疾患は、生まれたときから心臓に異常がある病気です。
たとえば、
●生まれつき心臓の壁に穴があいている
●弁が狭く、血液の流れが悪い
●4つある心臓の部屋が2つしかない……など。

これらの病気を総称して、先天性心疾患といいます。その種類はざっと40以上も。自然に治ってしまうほど軽い症状も含めると、赤ちゃんの100人に1人(※)は、生まれたとき心臓に何らかの問題を持っているといわれています。

先天性心疾患の原因は、一つに特定することはできません。赤ちゃんの遺伝子の異常、お母さんのおなかの中での赤ちゃんの環境など、さまざまな要因が重なって病気になります。赤ちゃんの命がお母さんのお腹の中に宿り、やがて拍動を開始する、という過程で起こるわずかな変化が、心臓の発育と形成に異常を及ぼすと考えられています。
※100人に1人という数字は、元気に生まれてきた赤ちゃんの数です。

 

画像提供:PIXTA

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