その痛み、骨折かも? 見逃さないで早期治療を。
コロナ禍でも気をつけるべき病気・健康情報:骨折
健康な骨では、かなり大きな力がかからないと骨折しません。でも、高齢になると、ちょっとした刺激で骨折してしまうことがあります。しかも、骨折とわからず、ねんざや打ち身だろうと放っておくと、悪化したり、いつまでも痛みが続くことも…。転ばぬ先の杖、骨折について正しい知識を知っておきましょう。
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骨折にはどんな種類があるの?
骨折とは、骨が壊れることです。したがって、ヒビも骨折の一つですし、骨の一部分が欠けたり、凹んだ場合も骨折に含まれます。
骨折には、骨の折れ方や程度などによっていろいろな分類があります。
代表的なものを紹介しましょう。
< 骨折部と外界との関係による分類 >
■開放骨折
骨折と同時に皮膚が破れて骨折部が露出したもの。傷口が泥や細菌で汚染されていることが多いので、治療を急ぐ必要があります。
■粉砕骨折
骨折部が複雑に粉砕したもの。
■皮下骨折
骨折部位の皮膚が破れていない状態。単純骨折、閉鎖骨折ともいいます。
< 程度による分類 >
■完全骨折
骨の連続性が完全に断たれた状態。完全に折れている骨折のこと。
■不完全骨折
転位(ずれ)のない、ヒビだけの骨折。
< 原因による分類 >
■外傷性骨折
正常な骨に一時的に強い外力が加わって生じる骨折。
■病的骨折
腫瘍・代謝性疾患の影響により、骨強度の低下した骨に微少な力が加わったときに起こる骨折。
■疲労骨折
同じ場所に繰り返し長期間、力がかかり続けることによって起こる骨折。
画像提供:PIXTA
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