病院・クリニックからのトピックス
西尾市民病院〈発〉
【こんな言葉知っていますか?】摂食嚥下
地域医療の豆知識
2024年12月22日|3 VIEW
高齢者の「摂食嚥下障害」は、食べることや飲み込むことに必要な器官の機能低下によって生じます
高齢化が進む日本では、2025年に団塊の世代が75歳以上の後期高齢者に、2040年には団塊ジュニア世代が65歳以上の高齢者になります。このような高齢化の進展が社会に与える影響は幅広く議論されていますが、医療・介護分野も例外ではありません。その中でも特に注目されているのが、高齢者の「摂食嚥下障害」の増加です。
摂食とは「食べること」、嚥下とは「飲み込むこと」を指します。摂食嚥下障害とは、食べ物を認識し「もぐもぐ・ごっくん」と処理する過程で、必要な器官が正常に機能しない状態を指します。原因として、脳卒中などの脳血管障害や神経・筋の病気などが挙げられますが、高齢者の場合は、加齢による歯の欠損や舌の運動機能低下、咀嚼力や唾液分泌の低下、口腔感覚の鈍化などが主な要因です。
摂食とは「食べること」、嚥下とは「飲み込むこと」を指します。摂食嚥下障害とは、食べ物を認識し「もぐもぐ・ごっくん」と処理する過程で、必要な器官が正常に機能しない状態を指します。原因として、脳卒中などの脳血管障害や神経・筋の病気などが挙げられますが、高齢者の場合は、加齢による歯の欠損や舌の運動機能低下、咀嚼力や唾液分泌の低下、口腔感覚の鈍化などが主な要因です。
画像提供PIXTA
中日新聞リンクト編集部からのお願い
皆さまからいただくコメント・ご意見が、私たちの活力になります。より良いサイトづくりのため、皆さまの投稿をお待ちしておりますので、ぜひ下記投稿欄からお気軽にコメントください!
(各病院への診療に関する質問・相談等はこちらではお答えできませんのでご了承ください)
コメントを残す