在宅ワークの効率を上げるヒント
ーメリハリをつけようー
在宅ワークでは、仕事の効率が課題になります。すべてオンラインで行うことが可能な場合でも、家では「気が散る」「はかどらない」「ちょっとしたコミュニケーションを取りながらの仕事ができない」などの声があります。今回は、心理的な切り口から気持ちの切り替えを促すという意味で、「メリハリ」を意識した生活と仕事の進め方のヒントを紹介します。
朝食を食べる
規則正しく起床・就寝をすることはもちろんですが、朝食を食べることも大切です。仕事の効率を上げるためには、脳への栄養となる朝食を必ず食べましょう。おおよその時間を決めて昼食・夕食も摂ると食事による生活・仕事のメリハリがつきます。
着替えて身だしなみを整える
部屋着でできる仕事でも、着替えて気持ちを引き締めると仕事モードにスイッチしやすくなります。急なミーティングが入っても、そのままの状態で参加できるくらいの身だしなみを整えておきましょう。着替えや身だしなみによるメリハリをつけます。
ワークスペース確保する
ときにはソファなどに座って、リラックスした状態で在宅ワークをすることがあるかもしれません。しかし、ワークスペースを作ってそこで仕事を行うようにすると、小休止でソファに座るとそれだけで気分も変わります。可能なら、昼休みはワークスペースとは別のスペースで食事を摂るというように、場所のメリハリをつけるとよいでしょう。
勤務時間通りに休憩などをとる
始業時間はもちろんですが、昼休みや休憩などは普段出勤しているときの時間通りに取るように心がけるとよいでしょう。多少の時間の前後は良いとしても、いつまでも休憩したり、スートフォンを見たりしながら仕事をしないように時間のメリハリをつけるのです。集中する時間と休憩する時間をうまく分けましょう。
仕事前後も習慣どおりに
出勤していたときの習慣を復活させてみることも良い方法です。たとえば、新聞を読んで出勤する人は仕事を始める前に新聞を読む、仕事が終わって語学学校に行っていた人は家で語学の勉強をするなど、仕事前後の習慣を復活させてみてください。家にいると、目に見えるものや感じる雰囲気などは何も変わりません。しかし、勤務前後の習慣を復活させていくと、勤務時間の始まりと終わりを身体や頭で感じることができメリハリがつきます。
コミュニケーションをとる
テレビ会議などでも同僚や上司、関係部署などのスタッフとコミュニケーションを積極的にとるように心がけることも大切です。体調や仕事の進み具合、雑談などを行えるように定期的なミーティングをしている企業も多いです。「わかっているだろう」と決めつけず、ちょっとしたことも声をかけ合っていくようにしましょう。非常時こそコミュニケーションが大切となります。
また、仕事関係の人とプライベートでの人とのコミュニケーションは話題が違います。話題や話す相手によってメリハリをつけてリフレッシュできると、仕事も効率的に取り組めるのはないでしょうか。
画像提供:PIXTA
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