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毎日発信 今朝のLINKED通信

今の疾病に関する気になる情報を毎日発信しています。
今の季節だから流行る病気や対策など、いち早く知って予防しましょう。

今朝のちょっと深読み/新型コロナ対策に不可欠な「リスクコミュニケーション」とは?

専門家会議の脇田隆字座長(国立感染症研究所長)ら主要メンバー3人が先日の記者会見で、新型コロナ対策における問題点として「政府のリスクコミュニケーションの体制がない」ことを指摘。専門会議に代わって新設された「新型コロナウイルス感染症対策分科会」では、リスクコミュニケーションの専門家がメンバーに加わりました。では、リスクコミュニケーションとは何でしょうか。

リスクコミュニケーションは…

リスクコミュニケーション (Risk Communication) とは社会を取り巻くリスクに関する正確な情報を、行政、専門家、企業、市民などのステークホルダーである関係主体間で共有し、相互に意思疎通を図ることをいいます。(出典:ウィキペディア)

特定のリスク、今回であれば、新型コロナウイルス感染症について、私たち全員が情報を共有し、対話や意見交換を通じて意思の疎通を図ることによって、意識の共有やお互いの信頼関係を構築することができます。

正しい説明と安心感・信頼感。

昨日紹介した「積極的感染防止戦略による経済社会活動の正常化に向けた緊急提言」においても、正しい情報説明の必要性について述べています。下記に抜粋してみましょう

●刻々と明らかになってくる科学的知見を十分かつ迅速に取り入れ、リスクに応じた重点的取り組みを進化させるとともに、これまでの感染状況と取り組みをきちんと検証し、新型コロナウイルス感染症のリスクと治療のあり方を国民に正確に説明していくことが必要である。

●また、国民・企業の将来に向けた不安を緩和するためには、こうした戦略を、時間軸を持った具体的な目標の形で示し、透明性ある形でその実行状況を示していくことは極めて重要である。透明性は国民・企業の協力と安心を得る上で大切な前提となる。

コロナ第2波に向け、国や都道府県のよる正しい情報発信、透明性のある情報発信が迅速に行われることを期待したいものです。

■詳しくは「積極的感染防止戦略による経済社会活動の正常化に向けた緊急提言」(2020年6月18日)へ。

今週の新着情報

新型コロナウイルス対策特集ページ

■中日新聞LINKED〈発〉 心を生きのびよう⑤ー「慣れ」から離れるー(7月8日) NEW!

Good Challenge for 新型コロナウイルス対策

■中日新聞LINKED〈発〉 今朝のLINKED通信〈2020年7月7日号〉(7月7日)

■中日新聞LINKED〈発〉 今朝のLINKED通信〈2020年7月6日号〉(7月6日)

■中日新聞LINKED〈発〉 今朝のLINKED通信おまとめ版〈2020年7月6日号〉!(7月6日)

病院・企業からの最新情報

■安城更生病院〈発〉 【支援機能のご紹介】脳卒中リハビリテーション(7月7日)

■安城更生病院〈発〉 【診療機能のご紹介】認知症治療(7月6日)

見逃し配信情報

もしもの災害、どこに避難する?

九州を中心とした記録的な大雨が観測されています。
6月16日の【今朝のちょっと深読み】では、「もしもの災害、どこに避難する?」をテーマにしています。
皆さんの「わが家の避難計画」を、もう一度確認してみましょう。

詳しくはこちら>>今朝のLINKED通信〈2020年6月16日号〉

コロナ禍では分散避難も必要。

6月17日の【今朝のちょっと深読み】では、「コロナ禍では分散避難も必要。」をテーマにしています。
自治体のハザードマップを見て、「わが家の避難計画」を、もう一度確認してみましょう。

詳しくはこちら>>今朝のLINKED通信〈2020年6月17日号〉

 

ほっと一息 コロナの休息

編集部の協力クリエイターたちが提供してくれた、ほっと一息つけるコンテンツを毎日お届けします。

今朝の1枚

『徒歩1800歩程度で行ける明徳池演習場でsonyA7R3で樹木縦位置採集・練習をしてきた。モロモロ少しずつ見えてきた印象。

撮影者プロフィール

南部辰雄(なんぶ たつお)
Tatsuo Nambu

名古屋生まれ、高校まで名古屋で育ったなァ、確か・・
詳しくはコチラ>>https://www.nambu-web.com/

 

『LINKED Plus』アーカイブ集 ※こちらは過去に配信した特集記事となります。

新型コロナウイルス感染症が猛威をふるう今、もう一度、自分たちの地域医療を支える病院の取組を再確認しませんか?

LINKED Plus 病院を知ろう

大垣市民病院

試練と挑戦の数だけ
大きく成長できる。

チャンスが人を育てる。
圧倒的な症例数が、百戦錬磨の力を鍛える。
詳しくはこちら>>アーカイブ集へ

画像提供:PIXTA

 

 

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“新型コロナ対策に不可欠な「リスクコミュニケーション」とは?” への1件のコメント

  1. 彩泡 より:

    私は疫病も災害の一種と解釈しておりまして、COVID19 の拡大が進めば、医療トリアージの必要性が生じます。 その目的、仕組みが予め社会的に周知になっていないと、トリアージを妨げる要因が生じやすくなります。今こそその周知が必要です。 https://youtu.be/nBYSOePHHSY

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