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新型コロナワクチンの3回目接種、いよいよ来月から。
いよいよ12月から、新型コロナウイルスワクチンの3回目の接種が始まる予定です。
接種の対象や時期について、確認しておきましょう。
接種の対象者はどんな人?
新型コロナワクチンの3回目接種の対象になるのは、2回接種しておおむね8か月以上たった、すべての希望者です。医療従事者は来月から、高齢者は来年1月から接種が始まる予定です。
また、これまでは12歳以上が対象でしたが、3回目は18歳以上とする方向で検討されています。
その理由は、18歳未満の3回目の接種については、まだ有効性や安全性に関するデータが十分に得られていないためだといいます。
なぜ、3回目の接種が必要なの?
追加接種が行われる理由は、ワクチン接種から時間がたつと、免疫力が低下するから。
デルタ株に対する感染予防効果について、ファイザー社は2回接種から4カ月目には53%まで低下すると米食品医薬品局(FDA)へ報告。
モデルナ社も約5カ月で感染予防効果が36%低下したと報告しています。
ただし、追加接種の有効性は、医学的には完全に証明されているわけではありません。
流行が懸念される今冬に向け、これまでの研究結果を総合的に判断し、多くの国が接種を推奨しているものです。
■詳しくは、NHK『新型コロナワクチン 3回目接種対象を18歳以上で検討(2021年11月10日)』へ
■詳しくは、時事ドットコムニュース『ワクチン3回目は必要か 効果や副反応は…(2021年10月5日)』へ
<Beyondコロナ>コロナ禍でも気をつけるべき病気
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