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早期承認が期待される「植物由来ワクチン」とは?
現在、接種されている新型コロナウイルスのためのmRNAワクチンは、
ウイルスのタンパク質をつくるもとになる遺伝情報の一部を注射します。
それとは一線を画す植物由来のワクチン開発が進められています。
10月2日から国内で臨床試験が開始。
田辺三菱製薬(株)は、連結子会社であるメディカゴ社(本社:カナダ ケベック市)が新型コロナウイルス感染症の予防をめざして開発している「植物由来のワクチン」について、10月2日から臨床試験(治験)を開始することを発表しました。
このワクチンはすでに、カナダ、米国、英国、ブラジル、アルゼンチン、メキシコで約24,000人を対象にした臨床試験を行ってきました。
それらの結果と本試験のデータを用いて、来年3月までに日本での承認申請をめざす計画です。
植物由来のワクチンは世界初。
このワクチンは、ウイルス様粒子(Virus Like Particle)製造技術を用いたもの。
VLPは、ウイルスと同様の外部構造を持ち、ワクチンとしての高い免疫獲得効果(有効性)が期待されます。
また、遺伝子情報を持たないため体内でウイルスの増殖がなく、安全性にも優れる有望なワクチン技術として注目されています。
さらに、植物を使用したVLP製造技術により、短期間で大量生産ができるメリットもあります。
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世界初の植物由来のワクチン、大いに期待されますね。
■詳しくは、田辺三菱製薬ニュースリリース『新型コロナウイルス感染症ワクチン候補MT-2766の日本における臨床試験の開始について(2021年9月30日)』へ
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