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新型コロナワクチン接種後も5人に3人は感染のリスク!?
ワクチン先進国のイスラエルでは、
再び、新型コロナウイルスの感染が拡大しているそうです。
ファイザー製ワクチンの効き目はどうなったのでしょうか。
デルタ株に対してワクチンの効果が弱まった?
イスラエル保健省は、新型コロナワクチンの効果について、たびたび調査・分析結果を発表しています。
7月22日付の「タイムズ・オブ・イスラエル」紙での発表によりますと、米国ファイザーとドイツ・ビオンテック製ワクチン(以下、ファイザー製ワクチン)について、以下のような効果が示されました。
●入院を要する程度の症状を抑止する有効性は88%
●重症化を防ぐ効果は91%
●新型コロナウイルスの感染防止効果は39%
●軽症に抑える効果は41%
これらの調査・分析は、デルタ株への感染事例がイスラエル国内でも確認され、感染拡大が認識された6月以降のデータに基づいて行われたものだそうです。
5人に3人がワクチン接種後も感染する?
「新型コロナウイルスの感染防止効果は39%」ということは、ワクチンの2回接種を終えても、5人のうち3人は感染するリスクがあることになります。
ただし、「入院を要する程度の症状を抑止する有効性は88%」と高く、ワクチン接種後に感染したとしても、重症化しなくいメリットは継続しているようです。
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日本でもワクチン接種が広がっていますが、ワクチンを2回打ったからといって、安心することはできないと言えるでしょう。
■詳しくは、日本貿易振興機関JETRO・ビジネス短信『イスラエル保健省、ファイザー製ワクチンの効果で新たな分析結果を公表(イスラエル)(2021年7月28日)』へ
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