中日新聞 地域医療ソーシャルNEWS
  • Facebook
  • Twitter
  • Line

毎日発信 今朝のLINKED通信

今の疾病に関する気になる情報を毎日発信しています。
今の季節だから流行る病気や対策など、いち早く知って予防しましょう。

今朝のLINKED通信

ワクチン

新型コロナワクチン接種後も5人に3人は感染のリスク!?

ワクチン先進国のイスラエルでは、
再び、新型コロナウイルスの感染が拡大しているそうです。
ファイザー製ワクチンの効き目はどうなったのでしょうか。

続きを読む閉じる

デルタ株に対してワクチンの効果が弱まった?

イスラエル保健省は、新型コロナワクチンの効果について、たびたび調査・分析結果を発表しています。

7月22日付の「タイムズ・オブ・イスラエル」紙での発表によりますと、米国ファイザーとドイツ・ビオンテック製ワクチン(以下、ファイザー製ワクチン)について、以下のような効果が示されました。

●入院を要する程度の症状を抑止する有効性は88%
●重症化を防ぐ効果は91%
●新型コロナウイルスの感染防止効果は39%
●軽症に抑える効果は41%

これらの調査・分析は、デルタ株への感染事例がイスラエル国内でも確認され、感染拡大が認識された6月以降のデータに基づいて行われたものだそうです。

5人に3人がワクチン接種後も感染する?

「新型コロナウイルスの感染防止効果は39%」ということは、ワクチンの2回接種を終えても、5人のうち3人は感染するリスクがあることになります。

ただし、「入院を要する程度の症状を抑止する有効性は88%」と高く、ワクチン接種後に感染したとしても、重症化しなくいメリットは継続しているようです。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
日本でもワクチン接種が広がっていますが、ワクチンを2回打ったからといって、安心することはできないと言えるでしょう。

■詳しくは、日本貿易振興機関JETRO・ビジネス短信『イスラエル保健省、ファイザー製ワクチンの効果で新たな分析結果を公表(イスラエル)(2021年7月28日)』へ

閉じる

<Beyondコロナ>コロナ禍でも気をつけるべき病気

その他の記事はこちら

今週のLINKED通信
アーカイブ

その他のアーカイブはこちら

今週の
サポーター情報

REPORT

その他の記事はこちら

Special Thanks

画像提供:PIXTA

中日新聞リンクト編集部からのお願い

皆さまからいただくコメント・ご意見が、私たちの活力になります。より良いサイトづくりのため、皆さまの投稿をお待ちしておりますので、ぜひ下記投稿欄からお気軽にコメントください!
各病院への診療に関する質問・相談等はこちらではお答えできませんのでご了承ください)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です