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デルタ株の感染力は水ぼうそう並み!?
米疾病対策センター(CDC)が、
インド由来の新型コロナウイルスの変異株
「デルタ株」に対する危機感を募らせています。
水ぼうそうのように拡散しやすいデルタ株。
米疾病対策センター(CDC)は、「デルタ株には水ぼうそう並みの感染力がある」と発表しました。
水ぼうそうは、感染力の強い水痘帯状疱疹ウイルスによっておこる病気。
風しんやおたふくかぜよりも感染力が強く、感染者のせきやくしゃみを吸い込むことで感染します。
さらに、CDCの内部報告書によると、「デルタ株は 水ぼうそうウイルスのように容易に拡散し、平均して1人の患者が 8人から9人に感染させる」可能性があるということです。
ワクチンを接種した人もデルタ株に感染する可能性。
デルタ株は感染力が高いだけでなく、ワクチンの有効性も下げるようです。
ワクチン接種を完了していても感染する人がおり、従来のコロナウイルスよりも重症化する恐れがあります。
CDCの調査報告によると、米国東部マサチューセッツ州で最近、開催された大規模な催しに参加し、新型コロナに感染した469人のうち、74%はワクチン接種を終えていたといいます。
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ただし、ワクチン未接種者が感染する確率は、ワクチン接種を完了している人に比べ3倍高く、重症化や死亡するリスクは10倍以上高いということで、ワクチンにも一定の効果は見込まれるようです。
■詳しくは、ニューズウィーク日本版『デルタ株、感染者の74%はワクチン接種済み WHO 苦労して獲得した成果が危機に(2021年7月31日)』へ
■詳しくは、ワクチン.net『水疱(みずぼうそう)』へ
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