毎日発信 今朝のLINKED通信
今の疾病に関する気になる情報を毎日発信しています。
今の季節だから流行る病気や対策など、いち早く知って予防しましょう。
新型コロナ重症化を防ぐ飲み薬に大きな期待。
先日、新型コロナウイルス感染症の軽症者用の薬として、
中外製薬の「抗体カクテル療法」が薬事承認されました。
しかし、この薬は点滴で、入院患者が対象になります。
では、飲み薬の開発はどの程度進んでいるのでしょうか。
治験の最終段階のコロナ飲み薬は…。
軽症者のコロナ治療に使う飲み薬は、国内外の製薬大手が開発を進めているところです。
その代表的な薬を紹介します。
抗インフルエンザを転用した薬。治験は最終段階。
●「モルヌピラビル」(米国メルク社の日本法人MSD)
1日2回、5日間の服用を想定。治験は最終段階。
●「AT-527」(中外製薬)
中外製薬が親会社のロシュから開発・販売権を得た薬。治験は最終段階。
7月から塩野義製薬が新たな飲み薬の治験を開始。
さらにこの7月、塩野義製薬が、新しいコロナ飲み薬の治験を開始しました。
この薬は、既存薬からの転用ではなく、コロナ治療専用の薬。
1日1回の服用を数日間続ける使い方を想定しているそうです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
これらの薬が一日も早く承認され、自宅・宿泊施設での療養中の人、また入院待機中の患者に使われるようになることを願うばかりです。
■詳しくは、日本経済新聞『コロナ飲み薬、塩野義が治験開始 家で投与可能に(2021年7月26日)』へ
<Beyondコロナ>コロナ禍でも気をつけるべき病気
-
2021.02.16
岡崎市民病院/心臓弁膜症の治療、高齢でもあきらめないで。
心臓弁膜症のなかでも、加齢や動脈硬化により増えているのが、全身に血液を送り出す大動脈弁がうまく開かなくなる「大動脈弁狭窄症」。今回は、治療法について紹介します。
-
2021.03.06
ヨナハ総合病院/認知症の家族を介護する方へ、知っておきたい症状、対応方法、心得。
認知症の家族の介護。「私がしっかりやらなくては」と思っている、あなた。でも、思いだけで認知症介護は続きません。
-
2021.02.16
岡崎市民病院/高齢者が注意すべき「誤嚥性肺炎」。正しく予防し、命を守ろう
近年増加している誤嚥性肺炎は、誤って気管に入った飲食物等により引き起こされる感染症で、飲み込む力や機能が低下した高齢者に多く発生します。
-
2021.03.01
ヨナハ総合病院/コロナ禍での運動不足をどう防ぐ? 今意識したい「筋活」とは。
新型コロナウイルス感染症対策と向き合うなか、運動不足によって、身体的・精神的な健康を脅かす健康二次被害が心配されています。
-
2021.03.01
みよし市民病院/膝が痛むのはなぜ?――その原因と治療法
朝起きて歩き始めたとき、イスから立ち上がったときなどに膝が痛むことはありませんか?こうした痛みは、おもに変形性膝関節症によるものです。
今週のLINKED通信
アーカイブ
今週の
サポーター情報
REPORT
Special Thanks
画像提供:PIXTA
中日新聞リンクト編集部からのお願い
皆さまからいただくコメント・ご意見が、私たちの活力になります。より良いサイトづくりのため、皆さまの投稿をお待ちしておりますので、ぜひ下記投稿欄からお気軽にコメントください!
(各病院への診療に関する質問・相談等はこちらではお答えできませんのでご了承ください)
コメントを残す