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新型コロナ対策、エスカレーターでの移動にご用心。
新しい視点から、新型コロナウイルスの感染予防を見直すシリーズ。
今日は駅や商業施設にあるエスカレーターでの移動に注目したいと思います。
もし同じエスカレーターに乗っている人が感染していたら・・・
屋内に設置された長いエスカレーターは、意外と感染リスクの高い場所です。
上りエスカレーターで、自分の前の人が新型コロナに感染していて、マスクを着けずに咳をしたとします。
すると、そこにウイルスを含むエアロゾルの雲ができます。
時間が経てば拡散していきますが、すぐ後ろに続く人たちはその雲の中に顔を突っ込んでいくことになります。
危ないと思ったらマスクの上から手で抑えて。
先の人が咳を激しくするなど、感染の危険を感じたら、マスクの上から手でぴったり押さえてすき間を無くしたり、その空間を通過する間だけ息を止めたりすると有効です。
階段の上り下りも同じように注意して。
エスカレーターと同じく、階段も感染リスクの高い場所です。
とくに階段の場合、上り下りで息が荒くなり、ウイルスを強く吸い込んでしまう危険性があります。
大勢の人が行き来する駅の階段などでは、マスクを密着させて、息が上がらない程度の速度で上り下りしましょう。
■詳しくは、国立病院機構 仙台医療センター・ウイルスセンター長 西村秀一著 (幻冬舎)『もうだまされない 新型コロナの大誤解』へ
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