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新型コロナ「ブレイクスルー感染」って、どんな感染?
新型コロナウイルス感染症の広がりとともに、聞き慣れないカタカナ用語を見聞する機会も増えてきました。
その一つ、「ブレイクスルー感染」とは何でしょうか。
ブレイクスルーは「突破・突破口」の意味。
ブレイクスルー感染は、ワクチンを接種した後に、新型コロナに感染すること。
ブレイクスルー(breakthrough)は英語で、突破、突破口などの意味。
「ワクチン接種という防壁を突破して感染する」のが、ブレイクスルー感染なのです。
アメリカではブレイクスルー感染が1万件超。
米疾病対策センター(CDC)では、4月30日時点のアメリカでのブレイクスルー感染の報告数を発表しています。
これによると、2021年1月1日から4月30日までにワクチン接種を完了した米国人は約1億100万人。
このうちブレイクスルー感染は合計1万262件だったそうです。
1万件超と聞くとびっくりしますが、接種人数から見れば、ブレイクスルー感染件数は極めて少ないことがわかります。
※この調査におけるブレイクスルー感染は、米食品医薬品局(FDA)が承認したワクチンの接種を完了してから14日以上が経過した後に、新型コロナウイルス検査で陽性反応が出たケースを指します。
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この調査報告から、ワクチンは100%有効ではないが、高い確率で感染を防ぐ効果があることことが見えてきますね。
■詳しくは、ニューズウィーク日本版『ワクチンを打っても防げないブレイクスルー感染が米で1万件(2021年5月27日)』へ
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