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新型コロナ、変異株に効く治療薬候補に期待。
次々と生まれる、新型コロナウイルス感染症の変異株。
なかでも、インドで最初に確認された「デルタ株」は感染力が強いため、国内での監視体制が強化されています。
そんな変異株に強い治療薬候補に、期待が高まっています。
新型コロナ治療薬候補「フサン」とは。
新型コロナウイルス感染症の治療薬候補として臨床研究が進められているのは、「フサン」という薬です。
この薬は国内ですでに30年以上、膵炎(すいえん)などの治療に使われてきました。
新型コロナ治療で期待されるのは、ブロック効果。
アビガンなどは、ヒトの細胞に入ったウイルスの増殖を抑える効果がありますが、フサンは細胞への侵入自体を防げる可能性があります。
「フサン」はデルタ株にも効く可能性。
東京大学・井上純一郎教授の研究チームは、フサンについて臨床研究を続けています。
4つのウイルス(従来型・英国由来のアルファ株・南アフリカ由来のベータ株・インド由来のデルタ株)に対するフサンの効果を分析したところ、同様に効果があることがわかりました。
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今は医療現場が逼迫していて、国内での臨床試験がなかなか進まないそうですが、一日も早く、フサンが新型コロナウイルスの治療薬として承認されることを期待したいものです。
■詳しくは、テレ朝news「インド型も抑制か <フサン>コロナ治療薬に期待(2021年6月4日)」へ
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