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滞留人口と感染拡大の深い関係!?
厚生労働省の専門家会合では、感染状況を推測する指標の1つとして、
全国の主要な繁華街の滞留人口(どれだけの人が滞在していたか)を分析したデータを検討しています。
この滞留人口とは何でしょうか。
「滞留人口」とは?
「滞留人口」と呼ばれるデータは、東京都医学総合研究所社会健康医学研究センターが調べているもの。
個人を特定しない形で得られた携帯電話の位置情報を使い、移動のパターンから、レジャー目的の人流・滞留を推定。
主要繁華街に滞在して人の数(500m メッシュ位)を、1時間ごとに分析しています。
これまでのデータの推移から、滞留人口と感染者数の増減は、おおむね相関していることがわかっています。
東京都などは感染再拡大の可能性も?
5月30日までの滞留人口データによると、東京都の繁華街(新宿、渋谷、六本木など7カ所)では、3回目の緊急事態宣言が出された直後の滞留人口は大幅に減りましたが、現在は3週連続で増加しています。
大阪の繁華街(キタ、ミナミなど7カ所)では、2回目の緊急事態宣言の際の最低値よりも低い水準を維持していますが、夜、昼ともに増加傾向となっています。
愛知県の繁華街では、夜間の滞留人口は低い水準を維持。
前回の宣言の際の最低値と同程度の水準で横ばいとなっていますが、昼間の人出はやや増加しています。
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滞留人口の増加傾向は、感染再拡大のリスクにつながっています。
夜はもちろん、昼間の外出も、引き続き用心していきましょう。
■詳しくは、NHK「全国 主要な繁華街の滞留人口 東京都など感染再拡大の注意必要(2021年6月3日)」へ
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