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コロナ変異株に、新しい名称が…!
新型コロナウイルス感染拡大が続き、ウイルスの変異株が次から次へと生まれています。
変異株の名前は、最初に確認された国の名前で呼ばれるのが一般的でしたが、
今後は新しい名称で呼ばれていくようです。
変異株の新しい名称は、アルファベットで表現。
WHO(世界保健機関)が変異株の名称として定めたのは、ギリシャ文字のアルファベットの名称。
6月から、下記の名称が使われています。
●南アフリカで最初に確認された変異株…「ベータ株」
●ブラジルで最初に確認された変異株 …「ガンマ株」
●インドで最初に確認された変異株 ※ …「デルタ株」「カッパ株」
※インドで最初に確認された変異株のうち、感染力が高く、懸念されるのは「デルタ株」の方です。
名称変更の狙いは差別を回避するため。
国の名前を用いた名称と違い、アルファベットの名称はなかなか覚えにくいものです。
しかし、WHOは「変異株は最初に確認された場所の名前で呼ばれがちだが、こうした呼称は蔑称や差別に当たる」と指摘し、これらの新呼称を採用するよう求めているそうです。
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なるほど、昔、流行したスペイン風邪(1918年から1920年に流行したA型インフルエンザの感染によるもの) も、国名のインパクトが強く残りますね。
新型コロナの変異株に関しては、国名が後世まで残される心配はなくなりそうです。
■詳しくは、AFPBBニュース 「WHO、コロナ変異株に新名称 国名使わずギリシャ文字に(2021年6月1日)」へ
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