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ワクチン接種後、ごくまれに死亡の報告も。
ファイザー製のコロナワクチンについては、これまで海外でも
副反応による死亡例が報告されてきました。
では、日本ではどの程度、死亡例が報告されているでしょうか。
ワクチン接種601万人余、85人死亡。
厚生労働省は5月26日に開いた専門家部会で、5月21日までにファイザーのワクチンの接種を受けた601万6200人余りのうち、25歳から102歳の男女85人の死亡を確認したと報告しました。
死亡した人の78%が、65歳以上の高齢者。
ワクチン接種後、「出血性の脳卒中」や「心不全」などを起こしたということです。
なお、接種との因果関係については、いずれも情報不足などを理由に「評価できない」か「評価中」としています。
引き続きワクチン接種に注力。
こうした死亡報告について、厚生労働省は「現時点で接種体制に影響を与える重大な懸念は認められない」として、引き続き接種を進めていく方針です。
601万人余 85人死亡という数字を計算してみると、0.00141%になり、確かに非常に低い確率だと言えます。
しかし、これからワクチンを接種する人にとって、躊躇されることも事実ですね。
厚生労働省に対しては、これからも新型コロナワクチン接種後の血栓症や心不全などについて、積極的に情報を収集し、公開していってほしいと思います。
■詳しくは、NHKおうちで学ぼう! 「ワクチン接種601万人余 85人死亡 “重大な懸念認められず”( 2021年5月26日)」へ
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