中日新聞 地域医療ソーシャルNEWS
  • Facebook
  • Twitter
  • Line

毎日発信 今朝のLINKED通信

今の疾病に関する気になる情報を毎日発信しています。
今の季節だから流行る病気や対策など、いち早く知って予防しましょう。

今朝のLINKED通信

実験でも明らか!フェースシールドでは飛沫は防げない。

先日、「新型コロナウイルス感染症の予防に、フェースシールドやマウスシールドの効果は期待できない」という神戸市の公式発表を紹介しました。

そのことは、実験でも明らかになっているようです。

続きを読む閉じる

エアロゾル(小さな飛沫)はほぼ全量漏れてしまう。

理化学研究所を中心とした研究グループが、スーパーコンピューター「富岳」を用いて、フェースシールドをした場合の飛沫の広がりをシミュレーションしました。

その結果、50ミクロン以上の大きな飛沫については、捕集できましたが、効果は限定的でした。

また、エアロゾル(空気中を漂う微細な粒子)については、ほぼ全量漏れていることがわかりました。

マウスシールドも同様と推定される。

理化学研究所の資料には、マウスシールドのシミュレーションは掲載されていません。

しかし、フェースシールドよりもさらに小さな面積のマウスシールドは、ほぼ同じ結果と推定されます。

やはり飛沫拡散を防止するなら、口と鼻をしっかり覆うマスクの方が得策のようですね。

■詳しくは、「理化学研究所・記者勉強会配布資料「室内環境におけるウイルス飛沫感染の予測とその対策」2020年8月24日」へ

閉じる

NEWS

その他の記事はこちら

リンクト通信
アーカイブ

その他のアーカイブはこちら

今週の
サポーター情報

REPORT

その他の記事はこちら

Special Thanks

中日新聞リンクト編集部からのお願い

皆さまからいただくコメント・ご意見が、私たちの活力になります。より良いサイトづくりのため、皆さまの投稿をお待ちしておりますので、ぜひ下記投稿欄からお気軽にコメントください!
各病院への診療に関する質問・相談等はこちらではお答えできませんのでご了承ください)

“実験でも明らか!フェースシールドでは飛沫は防げない。” への2件のフィードバック

  1. 宮城弘守 より:

    記事「実験でも明らか!フェースシールドでは飛沫は防げない。」中にある「その結果、0ミクロン以上の大きな飛沫については、捕集できましたが、効果は限定的でした。」は「50ミクロン以上の・・・」(引用された理研資料8ページ)と書かれております。田村厚労相も誤認しているようです(全国知事会との意見交換)ので、修正しておいてください。

  2. 中日新聞LINKED より:

    宮城弘守様
    中日新聞LINKED編集部でございます。
    誤りがございまして大変申し訳ございませんでした。ご指摘頂きました内容で修正をいたしました。
    引き続きご愛読頂きますようよろしくお願い申し上げます。

中日新聞LINKED へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。